火山の上に暮らす島・伊豆大島(1/3)

最終更新: 2019年12月10日

 東京本土から約120kmの太平洋上に浮かぶ大島。竹芝桟橋から高速ジェット船で1時間45分。調布飛行場から空路なら、わずか25分で到達してしまいます。といっても、実は私も初めて降り立ちました。

 大島というと、昭和61年に三原山が噴火して、夜空に真っ赤なマグマを噴き上げていたことを思い出してしまいます。リアルな活火山の上で、しかも周囲は海という閉ざされた島での暮らしはどんなものなのか、楽しみでした。



道路沿いに現れた、人工の大景観


 

 


 地層とか地学とか、素人として興味津々な者としては、これはたいへん貴重な体験!

 大島南西側の周回道路沿いに、こんなすごい地層が630mにわたって見ることができるのです。

 大島では150~200年に1度大噴火が起こっていて、その時に降り積もった火山灰が、ここに見えている地層の1層です。見えているだけでざっと100層なので、大島約2万年分の歴史がここにあるわけです。さらに、海面からこの高さまでが5000年ほどだそうです。

 2万年という長いように感じますが、地球の年齢46億歳から見れば、最近の出来事です。

 ところで、道の脇にいきなり地層があるっておかしいですよね。

 これは、大島を一周する道路を建設する過程で、斜面をほぼ垂直に削ったところでてきたのです。道路の開通が昭和28年ですから、これを見られるのは最近65年の間に生きている人だけと思うと、プレミアム感がありますね。

 誰もが思う「バームクーヘン」。これは、コンスタントに噴火の歴史を繰り返してくれているから見られる地層です。




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