3月21日、5月に旅LABO本郷で視察会をしたいと計画している、あきる野市の南沢あじさい山へ行ってきました。
靖国神社で桜の開花が確認された日でだいぶ暑い陽気でしたが、少し標高が高くなるので花はまだ浅い春といったところでした。
写真は、左から ミツマタ、コブシの蕾、のらぼう菜 です。
のらぼう菜は、この地域でこの時期だけ収穫される菜の花に似た菜っ葉ですが、アクがなくとてもおいしいものです。農産物の直売所では、棚の多くを”のらぼう”が占拠していて、他の野菜が目立たないほどでした。
眠りから覚めるあじさい山
アジサイは6月から7月にかけて咲きますが、既に緑色の芽を出して小さな葉を開かせていました。
ここ「南沢あじさい山」は、1930年生まれの南沢忠一さん所有の山です。中腹に家のお墓があるので、花を植えようと40歳ぐらいの頃からアジサイを植え始めました。
当初はお墓までのつもりでしたが、止まらなくなってしまっていまや1万株のアジサイが山の斜面を埋め、シーズンには1万人もの人がアジサイのお花見に訪れるようになりました。
私もまだ花の時期を見てはいないのですが、山を登る道の脇に、沢の対岸の斜面にと至る所によく手入れされて増やされているアジサイを見ると、トップシーズンの様子が目に浮かぶようです。
山には、地図の看板、南沢さんがアジサイを植え始めたところに「ここが物語のはじまり」の表示、高いところからアジサイを見下ろせるPhoto spotなどが整備されています。
長い間、南沢さんと弟さんが整備し続けてきたあじさい山ですが、20代の若い地元の人たちが継承して守っていこうとしています。山の中の施設や駐車場など、彼らが積極的に整備を進めています。
そのような活動を、旅LABO本郷で視察させていただくよう、準備を進めています。
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